何かを作るためには、強い怒りや悲しみがないといいものにはならないと思っていて、私に残された力はあとどのくらいあるのだろうと考える。あ〜あの人大人になっちゃったな、もう自分とは居場所が違うんだな〜、そう思ってがっかりしたことが何回もあるし、聴きたいのはこういう世界平和願うみたいな音じゃない！って思ったことも何回もある。私はあとどのくらいその魔法が使えるのだろうか。自分が作るものに対して怒り狂ったり悔しがったりできるだろうか。この先もずっと本を作れる自分でいたいから綺麗に心地よく健やかに生きる必要は全くないと思っていて、それよりも力強く青春したい。